芸術の秋に、書の鑑賞はいかがでしょうか?! 西区入野町の龍雲寺で、金澤翔子書展が開催されます!
新作含む50作品の展示は、今年最大規模の展覧会です。
金澤翔子書展概要
開催期間 | 2021年9月23日(木) ~ 10月3日(日) |
開場時間 | 9:30 ~ 17:00 (最終入場16:30) |
入場料 | 無料 ( お賽銭箱にお気持ちを入れてください) |
住所 | 龍雲寺 浜松市西区入野町4702-14 |
電話番号 | 053-447-1231 |
アクセス | ・バス 浜松駅5番のりば 20番宇布見山崎行 18分乗車『矢田坂』下車 徒歩3分 |
駐車場 | イオン浜松西店駐車場(徒歩5分)をご利用ください。 お寺にも駐車場はありますが、限りがある為、イオンに駐車ください。 |
公式ホームページ | 龍雲寺 |
公式SNS | |
コロナウイルス感染対策について | ⚫︎本人来場を含むイベントは行いません。 ⚫︎マスクを着用してお越しください。 ⚫︎換気を十分に行なっています。 ⚫︎入場規制を行う場合があります。 |
金澤翔子さんのご紹介
金澤翔子さんは、ダウン症の書家。母の師事で5歳から書を始め、障害がありながらも、ご本人の努力と周りの方々のサポートにより、日本を代表する書家となりました。
金澤さんと龍雲寺のご住職と家族ぐるみのご縁があり、2017年から書展が開催されるようになったそうです。昨年はコロナウイルス感染拡大により中止となりましたが、今年は開催されることになりました。
コロナ対策として、サイン会などのイベントは行われませんが、新作含む50作品を鑑賞することができます。
西区入野町にある龍雲寺
龍雲寺は、臨済宗妙心寺派の寺院。佐鳴湖畔の境内は、なんと9千坪もあるそうです。
平成の小堀遠州と称される庭師、北山安夫氏による庭園も見事です。
龍雲寺には、地獄極楽図が展示されています。死後の世界を分かりやすく描かれていて、初七日、四十九日法要などについても詳しく解説されており、改めてその意味を理解することができました。
平成29年には金澤祥子さんの「世界一大きい般若心経」が奉納・常設展示されました。縦4m×横16mの般若心経は圧巻!
庭園も書画も、いつでも拝観可能です。
2019年開催時の様子
2019年に伺ったときの作品の数々です。
金澤翔子さんの書は、とても力強く、見る人の心に深く訴えるものがあります。
本堂や廊下、お寺の室内至る所に作品が展示され、龍雲寺の清々しい凛とした雰囲気と作品が見事に融合し、なんとも贅沢な時間を過ごすことができました。
今年はどのような作品が並ぶのでしょうか。楽しみです!
まとめ
金澤翔子さんの作品を浜松で、しかも無料で見ることができるのは、とても貴重な機会です。
ただし、拝観料・入場料無料のため、毎年赤字運営となっているそう。毎年書展を継続できるよう、お賽銭箱に気持ちを入れてきましょう。
2011年の東日本大震災後に発表された代表作「共に生きる」を、京都の建仁寺の書展で拝見しました。その時、強く心を揺さぶられ、しばらくその場を離れることができないほどの感動を覚えました。
皆さんもぜひ、実際に金澤翔子さんの作品をゆっくり鑑賞し、お気に入りの作品を見つけてきてくださいね!