天竜浜名湖鉄道。地元では愛を込めて天浜線と呼び、掛川から天竜二俣駅を経由し、新所原に至る約68kmを走り抜ける路線です。
この天浜線にて、25年の年月を走り抜けたTH3501「マリメッコ列車」が、その勇姿を最後とする日が近付いて来ました。
2021年5月23日日曜日、マリメッコ列車「スローライフトレイン」のラストランイベント、惜しみゆく日のご案内です。
マリメッコ列車「スローライフトレイン」ラストランイベント
日程 | 令和3年5月23日日曜日 |
勇退記念セレモニー | 天竜二俣駅3番線 5月23日 9:10〜 ※9:10〜トークショーが行われます! |
運行ダイヤ | 天竜二俣駅10:05発→遠州森駅10:37着 遠州森駅12:50発→三ヶ日駅14:17着 三ヶ日駅16:00発→天竜二俣駅16:56着 ※TH3501ラストラン(pdf)にて運行ダイヤの詳細が確認可能です |
勇退記念グッズ 販売駅 |
遠州森駅にて11時〜12時半 三ヶ日駅にて14時半〜15時半 |
公式詳細ページ | https://www.tenhama.co.jp/events/4936/ |
You Tube告知ページ | https://youtu.be/Cq0PWVeIb6s |
備考 | 運転中の車両には乗車することが出来ません |
天浜線で四半世紀を走り抜いたTH3501マリメッコ列車「スローライフトレイン」の引退が決まりました。
1996年にデビューしたこの車両は現役車両の中では最も古く、天竜浜名湖鉄道の顔の一つとして、沿線の住民に愛されてきました。
株式会社都田建設ドロフィーズの協力により北欧ファブリックの「マリメッコ」で彩られ、静岡県西部のお茶畑やみかん畑の中をゆったりと駆け抜ける車両は「スローライフトレイン」と名付けられ、マリメッコ列車に乗るために遠方から足を運ぶ人々がいる人気の車両でした。
この度の引退は、車両の老朽化によるものだそうです。四半世紀もよく走った!
ぜひ、この週末足を運んで、TH3501の最後を見送ってくださいね。
…また、別の車両でマリメッコ列車が復活すると、いいなあ。
TH3501勇退記念グッズの販売について
TH3501勇退記念グッズで明らかになっているのは3種類!
5月23日のイベントで販売を開始されるTH3501マリメッコ列車の勇退グッズは、明らかになっているものが3つあります。
- TH3000形勇退記念硬券
価格 500円(税込) 数量 500部限定 備考 2種類の硬券がセットになっており、記念台紙付きです - TH3000形勇退記念クリアファイル
価格 400円(税込) 数量 各 500部限定 備考 ファイルのデザインは2種類あります - TH3000形勇退記念ブレーキハンドル型ボトルキャップオープナー
価格 1,210円(税込) 数量 500個限定 備考
この他にも勇退記念グッズの計画があるとのこと! ぜひ足を運んでみてください。
余談ですが、3のブレーキハンドルというのは、天竜浜名湖鉄道において現在ではTH3000形にしか見ることの出来ないブレーキの形で、この車両以降に導入された現在現役で活躍しているTH2000形に見ることは出来ません。
レトロなこのハンドルの形は、このTH3000形の特徴でもあるそうです。
ぜひ当日の販売開始に合わせてチェックして見てください!
5月23日イベント当日の販売会場
遠州森駅(GoogleMap) | 11:00〜12:30 ホームにて車両を留置し、勇退グッズの販売会を予定されている |
三ヶ日駅(GoogleMap) | 14:30〜15:30 ホームにて車両を留置し、勇退グッズの販売会を予定されている |
その後は、天竜二俣駅構内の「てんはまや」という売店や公式オンラインショップでの取り扱いとなります。
また、遠州森駅、三ヶ日駅にて停車中の間、TH3501に最後に足を踏み入れるチャンスがあるかもしれません。
注意事項
今回のラストランは、車両の老朽化に伴う引退ということです。
走ることは出来ても、お客様を乗せることが出来る状態ではない…。故に走っているTH3501マリメッコ列車への乗車は叶いません。
また、運行ダイヤの時刻も当日の運行状況でズレが生じる場合もあるそうです。
マリメッコ列車「スローライトレイン」TH3501に、ぜひ最後に会いに行って来てください!