浜松・天竜にて約20年間続いている市民によるミュージカルが、今年はオンラインにて配信されます!
これまでのべ47公演が行われ、天竜・壬生ホールだけでなく、アクトホールや浜名湖花博などでも舞台を行ってきました。
今回は、プロ顔負けの演技をする子どもたちの可能性に満ち溢れた舞台のオンラインイベントのご案内です。
「天龍のShow 〜創作の舞台2021〜」のイベント詳細
令和3年3月28日日曜日に、天竜壬生ホールにて市民ミュージカルが行われます。
演目はオリジナル脚本「秋野不矩物語」のショートバージョンが演じられ、2部は「ライオンキング」や「サウンド・オブ・ミュージック」「シスター・アクト〜天使にラブソングを〜」などの有名なミュージカルから選んだ曲を、オムニバス形式で公演とのこと。
個人的に「秋野不矩物語」がとても楽しみでなりません!
今年はコロナ禍での公演。YouTubeでのライブ配信が行われますので、ぜひチェックしてみてください。
▼ライブ配信・第1部はこちら(14:00開演)
▼ライブ配信・第2部はこちら(15:20開演予定)
日程 | 2021年3月28日 日曜日 |
時間 | 開場 13:30〜 開演 14:00〜 |
場所 | 〒431-3314 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣20-2(Google Map) 浜松市天竜壬生ホール ※関係者以外は入場できません |
YouTube配信URL | ●第一部 14:00〜 https://youtu.be/DhZZm2c1ewU ●第二部 15:20〜 https://youtu.be/s3yTGmmEGRQ |
YouTube内での配信先検索キーワード | 「天龍の翔 創作の舞台」 |
問い合わせ先 | 龍水の都文化体験プログラム実行委員会 担当/笹竹 090-1566-8744 |
団体の詳細
「龍水の都」文化体験プログラム実行委員会が主催する、ミュージカルとダンスの団体になります。
壬生ホールが出来てすぐ、平成14年からワークショップが開始されました。来年の夏には20周年を迎えます。
北遠には当時、なかなか文化的なことを学ぶ場、体験する場がなく、この活動をその場として作り上げられたそうです。
内閣府のチャイルドユースサポート賞などを始めとして、何度も受賞履歴があり、年に3〜5公演を行う精力的な活動に目を奪われます。
今までに47公演を行っており、壬生ホールを始め、アクトホールや浜名湖花博などでも公演を行いました。
ここから、プロの舞台役者になった方も何人もいるとか!
そういった先輩たちから直接指導を受け、子どもたちの夢や目標を作り出す、文化的に豊穣な土壌がここで作られています。
ミュージカルについて
3〜4年に一度ある浜松市森林のまち童話大賞を元におこされた脚本で、ミュージカル作品が作られています。
また、「本田宗一郎物語」や「秋野不矩物語」など、天竜にゆかりの人を主人公にしたオリジナルの脚本での公演も行っています。
「本田宗一郎物語」は2020年11月に公演があり、壬生ホールからYouTube配信が行われたそうです。
こちらの配信は7時間と長くなっていますが、ゲネプロ(リハーサル)が収録されており、本番は4時間11分辺りから開始されるそうです。
さて、写真をちらりと見ていただいて分かると思うのですが、子どもたちが中心のミュージカルです。
現在、10歳から上は年齢不詳の方までいらっしゃるそうですよ!
過去には低学年のときから参加していた子もいるとか。
衣装や大道具などは、親御さんや応援してくれている人たちの手作りです。
地域の方に支えられて、世代を超えて作り上げられる、天竜区を代表する舞台芸術です。
練習風景もちらりとのぞかせていただきました。
一つ一つを丁寧に確認し合ったり、集中している姿を拝見しました。
3月の公演が楽しみですね!
ダンスについて
表現豊かなコンテンポラリーダンスも見ごたえがあります。
年齢別にクラスが別れています。
Kidsは小中学生、Jrは高校生、Chisksは大人のクラスです。
ちなみに、生演奏です!
実行委員会の方から見た舞台
「子どもは可能性を秘めている」
と、このミュージカルを始められた笹竹さんは語られます。
「これからAI時代にはいり、子どもたちの創造的思考力を育んで行く文化体験が重要となってくる」
「今まで大人たちが与えてきた、周りが用意してきたものも、子どもたちが一から考えて作り上げていく体験も重要となってくるだろう」
「舞台を一から作り上げていく体験をするのは、大切な体験」
「コミュニケーション能力や学んだ知識を活用できる行動力を育む場にしていく必要がある」
そうビジョンを語ってくださいました。
過去の公演の様子
過去の公演の写真をお借りしましたので、紹介しますね!
こちらの舞台は「エレベーターのふしぎなボタン」という童話大賞作品を舞台化されたもの。「おばあさんの森」という作品です。
写真からも分かると思うのですが、子どもたちの表情がすごい!
活き活きと演じられる舞台です!
子どもたちの演技力というのか、集中力は大人を軽く凌いで行きます。
歌や踊り、様々に工夫された演出でファンタジックな世界へ連れて行っていってくれます。
映し出されている舞台背景は、天竜の方が描かれたもの。
総合芸術だというのをしみじみと実感する舞台です!
毎年、壬生ホールがいっぱいになる公演です。
天竜壬生ホールへのアクセス
今回は壬生ホールでの公演に一般の方は足を運べませんが、壬生ホールへのアクセスを記載しておきますね。
新東名浜松浜北I.C.からは約5km、車で10分、天竜浜名湖鉄道「天竜二俣駅」からは600m、歩いて8分です。
飛龍大橋を渡り、天竜二俣駅を右手に見送り、コンビニがある交差点を左折し、線路を超えると、壬生ホールが見えてきます。
駐車場は壬生ホールの周囲に併設しています。
もしここに入らない場合は、少し離れた所に第2駐車場があるので、その際は案内があります。
交通整理をされている方の案内がありますので、聞いて見てください。