安くて高品質が魅力の会員制スーパー、コストコ。しかし、会員になってみたはいいものの「どうしても合わなかった...」「年に数回しか行かない...」「引越し先にコストコが近くにない...」など、泣く泣く退会をしなければならないこともありますよね。
コストコには退会後の厳しい規約も多々ありますし、年会費(4,400円+税)の全額返金制度もあるので、退会するならきちんと後悔なく手続きしたいものです。
この記事では、コストコの退会方法、返金制度、退会のメリット・デメリットなどを詳しくまとめました。退会前後のトラブルを回避するためにもぜひ参考にどうぞ。
コストコは退会すると年会費が全額返金される保証制度がある
実はコストコには「100%保証」と呼ばれる2大保証があります。
コストコの2大保証
- 商品保証:理由があれば食べかけでも使いかけでも全商品返品可能の全額返金サービス
- 年会費保証:有効期間内であれば退会しても支払った年会費を全額返金してもえらるサービス
この保証によって、有効期間内に退会すると年会費(4,400円+税)が返ってくるんですね。さすがコストコ、凄い保証です。
しかし、コストコの会員規約には細かなルールがあるので、退会する前にメリット・デメリットをきちんと把握してから退会手続きを行う必要があります。
退会のメリットは年会費の全額返金のみ
コストコ退会のメリットは、例え会員の有効期間が残り1日だけだったとしても年会費が全額返金されることです。
1年間コストコを楽しんで有効期間が最後の1日だけになっても、年会費を全額返金してもらえるなんて凄いことですよね。
そう考えるとコストコの入会って本当にノーリスクだと思います。全商品全額返金保証もありますしね。
ただし、メリットだけでなくデメリットも大きいので注意してください。
退会すると同居家族含めて1年間再入会不可...デメリットは大きい
年会費全額返金のメリットに目が行きがちになりますが、コストコの退会にはデメリットも大きいので注意しましょう。
退会した本人だけでなく、同居している家族も12ヶ月間新規入会ができなくなります。
万が一のトラブル防止のためにも、退会する際は家族に一言伝えておいた方が良いでしょう。
1年を過ぎれば問題なく再入会ができますが、コストコに1年間通えなくなるのは切ないですね。退会手続きはデメリットをよく考えて行いましょう。
コストコの退会方法・必要なもの
コストコの退会手続き自体はとても簡単です。混んでいなければ5分程度で終わります。
メモ
- 解約は本会員本人がメンバーシップカウンター(店舗にある解約・返品の窓口)に直接赴いて行う
- 家族カードを含めた全ての会員カードを返却する
- 会員証を紛失した場合は住所が確認できる本人確認書類が必要
必ず全ての会員カードを忘れずに持っていきましょう。本会員本人しか手続きができないので注意が必要です。
電話やインターネット、郵送などでの手続きはできません。最寄りの店舗に直接赴いて退会手続きを行いましょう。
念のため、退会手続き前にはコストコの会員規約に目を通しておくことをオススメします。
退会は入会当日にしてもいいの?理由はどうする?
ちなみにコストコは入会当日でも退会可能です。
コストコの会員規約には「コストコホールセールのシステムやサービス内容に満足できない場合、有効期限内であれば年会費を全額返金する」という記載があるので、当日退会も規約の範囲内です。実際に当日退会する人も少なからずいます。
注意する点としては、退会の際にはサービス向上のために理由を聞かれることがあるので、きちんと答えられるようにしておきたいですね。
でも退会理由ってどうすればいいの?という場合は...
「思っていたイメージと違いました...」
のような軽い理由で大丈夫です。ただし、先ほどデメリットでお伝えしたように同居している家族を含めて1年間コストコに再入会できなくなるので、よく考えて退会しましょう。
退会前に非会員でも入店ができる「1dayパス付きのプリペイドカード」を買うことも出来るがメリットは少ない
コストコには会員だけが購入できる1dayパス付きのプリペイドカードがあります。(以前はコストコ商品券が販売されていましたが2015年に廃止されています)
このプリペイドカードを持っていると、非会員でもコストコに入店できる1dayパス代わりになるのですが、残念ながら退会後の1年間はこのプリペイドカードでの1day入店も出来なくなります。
プリペイドカードの有効期限は最後のチャージから1年、非会員での入店は1世帯あたり1回までという厳しいルールがあるので、退会前にプリペイドカードを買っておけば非会員になった後でもコストコに通いまくれるぜ!ということはないんですね...。
強引に会員の友人にチャージしてもらって、有効期限を延長することも出来ますが、
- 会計が5%割増になる
- 非会員はお釣りが出ない
- 1世帯あたり1回までしか入店できない
といった条件を考慮すると、退会前にプリペイドカードを購入するメリットは少ないと言えるでしょう。
敷いてメリットを挙げるならコストコに行ってみたい友人にプリペイドカードをプレゼントするぐらいです。
退会はどんな人にオススメ?
ここまでメリットやデメリットを詳しく解説してきましたが、結局どんな人にとって退会はおすすめなのでしょうか。
個人的にはこの2つに該当する場合に限り退会を考えるのがいいのではないかと思います。
こんな人は退会してOK
- コストコに1年間通う見込みがない
- コストコがどうしても合わない
「引越しなどの理由で近くにコストコがなくなってしまった」「何度か通ってみてもコストコに魅力が感じられなかった...」という方は退会もやむないことですね。
その場合は年会費返金もありますから、必ず有効期間内に退会手続きを行いましょう。有効期限を過ぎてしまうと残念ながら返金がありませんので注意しましょう。
メモ
例)2018年5月21日に会員になった場合 → 2019年5月31日までが会員の有効期間
まとめ
コストコには年会費全額返金という素晴らしい保証制度がある反面、同居家族含め退会後1年間入店できないというデメリットがあります。
退会する際は、デメリットとよく相談して後悔のないように退会手続きをしましょうね!
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