コストコの支払いをクレジットカード払いにするだけで、ポイントが貯まり、現金よりも断然お得に利用することができます。
コストコの年会費の元を少しでも取るには、コストコと相性のいいクレジットカードが必須です。
本記事では、コストコ利用で特にお得になる便利なクレジットカードを紹介します。
コストコの支払いはクレジットカード必須
コストコの年会費の元を取るためにも、ポイントの貯まるクレジットカードは必須です。
コストコは年会費がかかる
コストコは、市販品よりも低価格で商品が購入できる分「年会費」がかかるルールになっています。
会員にならなければ、コストコで買い物ができません。
コストコの年会費(個人会員)は4,400円(税別)です。(※法人会員は3,850円(税別))
コストコでは他店よりも安く日用品や食品を購入できるので、その差額だけでも年会費の元は取れてしまいます。
クレジットカードを使えばポイントが貯まる
月によっては3万円〜5万円の買い物をする人もいるでしょう。その場合は4,400円の年会費をポイントだけで回収できる場合もあります。現金払いだとこれがないのでもったいない。
支払いをクレジットカードにするだけポイントはどんどん加算されていくので、現金払いにしている人は早めにクレジットカードに切り替えるのがおすすめです。
現金払いと比べてこんなにお得
毎月コストコで2万円以上の買い物する人だと、年の出費は24万円。クレジットカードの還元率が1%だった場合は2,400円相当のポイントが付与されます。
この2,400円分新たに買い物ができたり、サービスを利用できるので、現金払いは損しかないですね。
コストコで使えるカードは提携カードかマスターカードのみ
コストコで使えるクレジットカードは「コストコグローバルカード」か「マスターカード」のクレジットカードだけ。
VISAやJCBで支払おうとして、レジ前で断れている人も多々見かけます。
事前にマスターカードのクレジットカードを用意しておきましょう。
コストコグローバルカードはおすすめしない
年会費 | 初年度無料。2年目以降1,250円(税別) →ただし、年に1回ショッピング利用した場合は無料 |
ポイント還元率 | 1〜1.5% |
ポイント有効期限 | 1年間 |
ETC年会費 | 無料 |
発行スピード | 2〜3週間 |
おすすめできない理由は5つ。コストコ会員になる時に店員さんにおすすめされる「コストコグローバルカード」にもクレジット機能がついていますが、全くもっておすすめできません。
- 入会しても、コストコの年会費はかかる
- 付与されるポイントはコストコでしか使えない
- 年会費1,250円(税別)がかかる(年に1度ショッピング利用する場合は無料)
- コストコ会員を辞めるとポイントがもらえない
- ポイントの有効期限は1年間だけ
コストコグローバルカードの還元率は業界最高の1.5%ですが、付与されるポイントがコストコ以外で利用できないので使い勝手はよくありません。
コストコのない地域に住んでいる人、コストコ会員をやめるかもしれない人は相性は悪いカードです。
コストコヘビーユーザーにしかメリットは当てはまらないので要注意!
高い還元率だけでコストコグローバルカードに決めるのはやめましょう!!
タイプ別コストコのおすすめクレジットカード(マスターカード)
コストコと相性のいいクレジットカードをタイプ別に紹介します。
コストコ以外の利用用途に合わせてクレジットカードを選ぶのが間違いないでしょう。
コストコ初心者の人には「セゾンインターナショナルカード」
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1% |
ポイント有効期限 | 無制限 |
ETC年会費 | 無料 |
発行スピード | 最短即日発行 |
「セゾンインターナショナルカード」は貯まったポイントが永久に消えない!という大きなメリットがあります。
他にも
- 年会費永久無料
- 利用明細郵送無料
- ETCカード無料
- 西友・LIVIN・SUNNYで割引がある
- 即日発行が可能
- 審査がそこまで厳しくない(主婦でも審査が通る!)
などメリットしかありません!
コストコ以外の日常の買い物にもお得になるので、使い勝手が良いことで人気のカードです。
セゾンインターナショナルカードは、どこで利用しても1,000円ごとに1ポイントが付与されます。
ポイントには有効期限がなく、永久不滅。「貯まったポイントがうっかり消えてしまった!」なんてことが起こらないので、ポイント管理ができるかわからないと不安な初心者の方にもおすすめです。
西友、サンストリートで使うと還元率が高い!
浜松市内で、スーパー「西友」「サンストリート浜北」をよく利用する人は、還元率が高いセゾンインターナショナルカードがおすすめ。
毎月第1・第3土曜日は、5%オフが実施されています!
他にも「まいにち3%お得キャンペーン」を随時実施しているので、近所に西友があってよく買い物をする人は必須のカードですね!
セゾンインターナショナルカード1ヶ月のポイント獲得例
セゾンインターナショナルカードをコストコと日常使いした場合のポイント獲得例。
【1ヶ月のポイント獲得例】
- コストコ利用:20,000円 → 20P
- ショッピング利用(日用品、食品、衣類、雑貨など):15,000円 → 15P
- 外食利用:30,000円 → 30P
- 公共料金:10,000円 → 10P
- 保険:15,000円 → 15P
- 通信費:10,000円 → 10P
=合計100ポイント/月
月に合計100ポイントも貯まる計算に! 毎月同様に使うなら【100P×12ヶ月】=年間12,000ポイント貯まります。
1ポイントにつき最大5円のギフトカードと交換できるので、この場合【5,000円分】得することになります。
ポイントだけで、コストコの年会費分を回収できちゃいますね!
セゾンポイントモール経由のネットショッピングは、最大1,000円=30ポイントに!
通常のカード利用は、1,000円で1ポイントの付与ですが、セゾンポイントモールからネットショッピングをした場合、最大1,000円=30ポイントが貯まります。
対象オンラインショップ▼
- 楽天ショップ
- Amazon
- ユニクロ
- じゃらん
- Yahoo!ショッピング
など、セゾンポイントモールを経由してその他500以上のサイトからネットショッピングができます。
今や当たり前に使うようになったネットショッピングで、いつも以上にポイントがもらえるのは嬉しいサービスです!
セゾンインターナショナルカードのポイント利用・交換方法
セゾンインターナショナルカードで貯めたポイントは、「コストコには利用できません」が、より使いやすいものに交換できます。
貯まったポイントは200ポイントから交換可能!
- Amazonギフト券:1ポイントに付き5円
- JALマイル:1ポイント2.5マイル
- ANAマイル:1ポイント3マイル
- 日常のお買い物:200ポイント → 900円分
- ネットショッピング:100ポイント → 450円分
- 商品券
- 食品:お肉、米、スイーツ、野菜
- 日用品:洗濯用洗剤、タオル、バスマット
- 家電:掃除機、扇風機、ライト
幅広いジャンルでポイントを使用できるので、日常も旅行の際もお得になります!
浜松民は「イオンカードセレクト」が相性がいい!
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5〜1% イオングループで利用した場合1%還元 |
ポイント有効期限 | 最大2年間 |
ETC年会費 | 無料 |
発行スピード | 約3週間 |
浜松のコストコをメインで使う人は、マスターカードの付いた「イオンカードセレクト」がおすすめです。
イオングループでのショッピングはポイント2倍で利用可能!
さらにイオンのお客様感謝デー(毎月20・30日)では5%オフで買い物ができます。
浜松民におすすめする理由は2つ!
- コストコ浜松店の近くに、イオン浜松市野店があり、コストコ利用後にそのままイオンに立ち寄る人も多いから(どっちも使えるカードの方がお得)
- 浜松市内は、圧倒的にイオン系列のスーパーの数が多いため
西友よりイオンをよく使っているという人は、コストコでも使える「イオンカードセレクト」を選ぶといいでしょう。
その他イオンカードセレクトのメリットは以下の通り▼
- 200円ごとにときめきポイントが1ポイント貯まる(還元率は0.5%)
- イオングループでのお買い物はいつでも1%還元
- カード年会費無料
- ETCカード年会費無料
- イオン銀行の年間普通預金金利が0.1%になる
イオングループユーザーなら文句なしでお得になるカードです。
イオンインターナショナルカードのデメリットは?
イオングループの店舗なら還元率が高くお得になりますが、デメリットもあるので事前に把握しておきましょう。
- ポイントの有効期限がある(最短13ヶ月でポイントが失効)
- 利用明細の郵送料がかかる(1ヶ月110円)
- カード発行に1週間〜10日かかる
気になる点は以上の通り。
セゾンインターナショナルカードに比べて、ポイントや発行に融通が効かない印象です。
また、セゾンとの違いでいうと、ポイントが決済ごとに付与されるのもイオンカードセレクトのデメリット。
セゾンインターナショナルカードの場合は月の合算金額で付与ポイントが決まりますが、イオンカードセレクトの場合は月の合計では計算してくれません。
例えば、1回の決済が「199円」だった場合、200円に満たされていないので「0ポイント」となってしまうのです。
細かい買い物が多い人はポイントが貯まりにくいので要注意です。
ときめきポイントはWAONポイントに変換できる!
ときめきポイントとは、イオンカード利用時に貯まるポイントです。もちろんコストコ利用の際もこのときめきポイントが付与されます!(還元率は0.5%)
WAONポイントとはイオンカードに付随している電子マネーポイントのことを指します。ちなみにWAONポイントは1ポイント1円として買い物ができます。
コストコと併用して使えば、以下のように循環して使うことも可能!
- コストコでイオンカードセレクトを使用→ときめきポイントが貯まる
- コストコで貯めた、ときめきポイントをWAONポイントに変換
- WAONポイントを使ってイオングループ店舗で買い物
WAONポイントに変換する方法はこちら▼
「WAONポイント」へ交換する
イオンカードセレクトをうまく使って、お得にポイント生活してみましょう。
使いやすさを重視したい人は「楽天カード」
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1% |
ポイント有効期限 | 1年間 都度ポイントを獲得した日から1年保有できる |
ETC年会費 | 550円 |
発行スピード | 約1週間 |
楽天カードでも、マスターカードのブランドを選択すればコストコで利用できます。
キャンペーン関係なく、どこで使ってもポイント還元率は1%とお得。
もちろんコストコで使っても1%還元でザクザクポイントが貯まります。
楽天といえばおなじみの、楽天市場や楽天トラベルでも貯まったポイントを使うことができるので、とても使い勝手が良いのも特徴です。
その他楽天カードのメリットは以下の通り▼
- 年会費が永年無料
- 誰でも審査が通りやすい
- 楽天提携サービス・店が多く、ポイントが貯まりやすく・使いやすい
- キャンペーン頻度が高く、ポイント還元率が通常の倍以上になることもある
楽天ポイントは1ポイント=1円の単純計算なので、クレジットカード初心者の方にも使いやすく、おすすめです。
楽天カードのデメリットは?
ポイントの貯まりやすさと使いやすさを売りにしている楽天カードですが、デメリットもあります。
- ETCカードは年会費550円かかってしまう
- 明細の郵送料は年間で1,008円かかる
- 問い合わせ対応に時間がかかる=電話代がかかる
など、気づかないところで費用がかかってしまうのが気になる点です。
ただし、設定を変えるだけで費用がかからないこともあります。
例えば、「明細郵送をネット閲覧に切り替える」「メールで問い合わせてみる」などです。
ポイントばかりに目を向けず、小さな設定などを変えてみるとお得に使えます。
楽天カードの「通常ポイント」はほぼ無期限!
楽天カードで貯まるポイントは2種類あり、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があります。
「期間限定ポイント」とは、キャンペーンにエントリーしてもらえるボーナスポイントです。このポイントは有効期限が短く、10〜50日ほどで失効してしまいます。(キャンペーンによる)
「通常ポイント」とは、楽天カードを使ったら必然的にもらえるポイントのことを指します。コストコ利用で貯まるポイントもこの「通常ポイント」になります。
「通常ポイント」は有効期限は1年ですが、その次に1ポイントでも貯めれば、その日からまた1年間の有効期限になります。
なので、毎月コストコやその他のショッピングで楽天カードを利用すれば、ポイントが実質無期限になるのです!
ポイントの失効を気にしなくて済むので、とても助かりますね!
楽天ポイントを上手に利用して、お得に買い物しましょう。
コストコで利用できるクレジットカードの注意点
何度も言いますが、コストコで利用できるクレジットカードは「マスターカード」のみです!
「JCB」や「VISA」は日本のコストコで利用できないので注意してください。
アメリカンエクスプレスカード(AMEX)は現在は使用できない
以前(2018年1月まで)はマスターカードではなく、AMEXカードがコストコで利用できる唯一のカードでした。
しかし、2018年2月からはマスターカードのみの規定に変わったので、今までAMEXを使っていた人は少し混乱するかもしれません。(昔コストコユーザーで新たに会員になる場合の人は特に注意!)
現在は「マスターカード」しか使えないことを事前に把握しておきましょう。
海外のコストコでは利用できない
日本のコストコは「マスターカード」のみですが、海外のコストコでは「VISA」のみの規定があったりします。
(海外利用しなければスルーしてOK!)
- アメリカ→VISA
- カナダ→マスターカード
- 韓国→VISA
など…
台湾は特に台湾発行のVISAカードでなければダメ!という規定もあったりで、国によってバラバラです。
もし海外でコストコを利用する機会があれば、事前に「国名 コストコ クレジットカード」で調べておくのをおすすめします。
まとめ:コストコは現金払いよりもクレジットがお得!
コストコは年会費がかかる分、安く日用品や食料品を購入することができます。それだけで得した気分にはなるのですが、支払いを現金からクレジットカードに変更しただけで年会費分を回収できる可能性も!
本記事のポイントをまとめると以下の通り▼
- 現金払いはポイントが一切貯まらないので損!
- 日本のコストコでは「マスターカード」しか使えない
- コストコグローバルカードはおすすめしない
- 普段使いを視野に入れて、タイプ別にカードを選ぶのがおすすめ
- 海外のコストコではマスターカードが適用されていない場合もある
できれば、還元率は1%を基準に考え、ポイントがなるべく失効しづらいものを選びましょう!
「まだ現金払いをしている…」という方は自分にぴったりのクレジットカード(マスターカード)に切り替えてみてください。