夏休みのお盆シーズン(8/14〜16)に子供と2人で伊豆半島ほぼ1周ドライブをしてきました。
朝9時に伊豆ゲートウェイ函南をスタートして、西伊豆、下田、東伊豆、中伊豆、伊豆高原から伊東へと回る2泊3日のドライブ旅です。
伊豆にはこれまで何度か行ったことがあるため、観光やグルメ、温泉を楽しみながら1周回るなら2泊3日だろうと思い予定を組みましたが、これがかなり正解でした。
伊豆半島1周ドライブに掛かる走行距離や所要時間、実際に回ったドライブルートと、おすすめスポットや感想、注意点などを紹介します♪
伊豆半島1周ドライブルート
伊豆半島の大きさは南北約50km、東西15~35km。回るルートにも寄りますが1周約300kmほどと、回ろうと思えば1日でも回れてしまうサイズです。
ただ、数キロ走れば何かしら観光スポットや温泉などがあるぐらい、伊豆半島全域が観光地化しているので、観光やグルメ、温泉を楽しみながら回るのであれば、さすがに1日で回るのはおすすめしません^^;
また、全域が山地になっているため、高低差が激しく、自転車よりは車でのドライブ向きです。自転車で回る際は、かなりキツイのを覚悟してくださいね!
1日目(三島〜西伊豆〜下田)
道の駅 伊豆ゲートウェイ⇨伊豆・三津シーパラダイス⇨西浦木負⇨まるさん⇨小土肥海水浴場⇨土肥金山⇨恋人岬⇨堂ヶ島マリン⇨千人風呂金谷旅館⇨ゲストハウス麻なみ
2日目(下田〜中伊豆〜東伊豆)
白浜大海海水浴場⇨体験型動物園iZoo⇨浄蓮の滝⇨旧天城トンネル⇨熱川海岸⇨赤沢日帰り温泉館⇨花月荘
3日目(伊豆高原〜伊東)
城ヶ崎海岸・門脇吊橋⇨伊豆高原ステンドグラス美術館⇨伊藤オレンジビーチ⇨道の駅 伊東マリンタウン⇨沼津IC
伊豆半島1周の走行距離・所要時間
- 合計走行距離・・・約251.4km
- 合計走行時間・・・6時間45分
1日当たりの走行距離の平均は約83.8km、走行時間の平均は約2時間15分。ゆったりめの1周ドライブ旅行でした。
ビーチや観光、グルメ、温泉など、伊豆半島は楽しめるポイントが多いので、これぐらいのペースで回るとかなり充実感があると思います。
伊豆半島1周ドライブの様子(1日目)
それでは、実際に回ったドライブルートをおすすめポイントと共に紹介していきます。まずは1日目。西伊豆から下田に移動するルートです。
道の駅 伊豆ゲートウェイ函南
朝9:00、ドライブ旅のスタートは静岡県田方郡函南町にある、道の駅 伊豆ゲートウェイ函南からです。
こちらは、三島や沼津側から伊豆に入る玄関口として観光情報を収集したり、気分を盛り上げるのにぴったりなスポットです。
伊豆・三津シーパラダイス
伊豆に入り、まず最初に立ち寄ったのは、伊豆・三津シーパラダイス。内浦湾沿いを走っていると、すぐに見えてくるので立ち寄りやすい水族館です。
イルカショーのクオリティがかなり高く、とってもハイパフォーマンスでした。伊豆・三津シーパラダイスのイルカショーはかなりおすすめです!
ちなみに、デイリープラスというクーポンサイトを使ったので、割引価格で入場できました。
デイリープラスの割引価格
- おとな・・・入場料2,200円→1,800円
- 子供・・・入場料1,100円→900円
今回の旅でも、お世話になる機会がとても多かったので、伊豆旅行にデイリープラスはかなりおすすめですよ。
西浦木負の海岸
水族館の後は、ちょこっと車が停められる西浦木負あたりの海岸に寄り道。
伊豆の海岸は、ウニやカニがいっぱい。こんな名もなき海岸に、ふらっと車を停めて遊べるのが伊豆のいいところですね。
まるさん
寄り道の後は、高足ガニで有名な戸田へ。この時点で時間は13:00。
ランチは、まるさんというお店で磯料理を楽しみました。
残念ながらカニは高級すぎて手を出せず・・・それでもお刺身とお魚フライはとっても美味しくて大満足でした♪
小土肥海水浴場
お腹が膨れた後は、いよいよビーチ。ドライブがてらに見つけた小土肥海水浴場へ!
ハイシーズンなのに、混雑もなくて遊びやすいビーチです。駅近を外して、穴場ビーチを狙えるのもドライブ旅の特権ですね(笑)
こちらでは1時間ほど遊びました。
土肥金山
ビーチで遊んだ後は、土肥金山へ。
江戸時代から昭和にかけて、金の採掘が行われていた坑道を見学してきました。
中は夏場にも関わらず19℃ほどで、とっても涼しいです。観光地化されていて、かなり楽しめます。
資料館では、巨大な金塊にも触れます!
砂金取りの体験。子供は夢中になってやっていました。
約30分かけてほんの少しだけ金をGET。
お土産もたくさんあるので、個人的にはかなりおすすめです。
土肥金山もデイリープラスで割引価格で入場しました^ ^
デイリープラスの割引価格
- おとな・・・入場料860円→780円
- 子供・・・入場料430円→390円
恋人岬
土肥金山で1時間半ほど遊んだ後は、恋人岬に寄り道。
岬の先端にあるモニュメントまで行くのは、坂道でなかなか大変ですが、カップルならぜひ記念に立ち寄ってみてほしいスポットです。
堂ヶ島マリン
堂ヶ島マリンでは、もう時間も遅かったので船着き場の風景だけ楽しみました。
機会があったらクルージングを楽しみたかったですね・・・
千人風呂金谷旅館
夜も暗くなってきたので、車を走らせ一気に下田まで南下。せっかくなので日帰り温泉を楽しみたいと、地元のお店の方におすすめを頂いた、千人風呂金谷旅館へ。
まるで映画「学校の怪談」に出てくる旧校舎のような雰囲気です。お風呂は檜の大浴場。シーサイドビューとはいきませんが、疲れも吹っ飛ぶ、味のあるお風呂でした。
この日は、そのまま下田の駅の近くで軽く食事を取り、予約していたゲストハウスで宿泊です。
伊豆半島1周ドライブの様子(2日目)
2日目は下田から中伊豆、東伊豆へと回りました。
白浜大海海水浴場
ゲストハウスから徒歩2分で行ける白浜大海水浴場へ。駐車場代も掛からないので、海に近いところに宿を取って正解でした。
ただ、残念ながら台風接近の影響でこの日は遊泳禁止。青い海もみられず・・・砂浜はすごい綺麗なんですけどね〜。残念。
体験型動物園iZoo
気分を変えて、東伊豆方面へ。最初に向かったのは「ライオンいません!キリンもいません!」のCMでおなじみの、体験型動物園iZoo。
カメやワニ、へび、トカゲなどがメインのちょっと変わった動物園ですね。普通に触れる状態でカメがいます。
ウーパールーパも触れたり。
ワニやトカゲも。触りたい放題です(笑)
ランチもここで済ませました。お土産もGET♪
iZooもデイリープラスを使ったので割引価格で入場。めちゃめちゃ有効活用してます(笑)
デイリープラスの割引価格
- おとな・・・入場料2,000円→1,800円
- 子供・・・入場料800円→700円
浄蓮の滝
中伊豆に車を走らせて、常連の滝へ。山越えができるのは、ドライブ旅のメリットです。自転車だとかなりキツイ山道です^^;
常連の滝では、鮎の塩焼きを食べたり・・・
わさびソフトを楽しみながら、滝のマイナスイオンで癒されました。食事処やお土産もあって、観光しやすいスポットですよ。
旧天城トンネル
そのまますぐ近くの旧天城トンネルへ。トンネルまでの道中は未舗装のダート道なのでちょっと大変です。
重要文化財にも指定されている貴重なトンネルですが、実は心霊スポットとしても知られています。トンネルの中でライトを消して車を停めるとめちゃめちゃ怖いので要注意・・・(>_<)
熱川海岸
15:00頃には熱川バナナワニ園があることでも有名な、伊豆熱川駅周辺へ。
こちらも台風の影響で残念ながら遊泳禁止でした。普段は遊びやすいビーチなんですけどね〜。熱川周辺は、昭和のバブル期の名残りを感じる、味のある街並みです。宿泊地としてもおすすめです。
DHC赤沢日帰り温泉館
この日の温泉は、DHC赤沢日帰り温泉館です。
ここは太平洋を一望できる絶景を楽しみながら入れる露天風呂が最高です!
入浴後の休み処は、一度横になったらもう動けなくなります(笑)
気軽にホテル気分を味わえて、伊豆旅行には欠かせないスポットですね!
ここもデイリープラスの割引が効きます。実に万能!
デイリープラスの割引価格
- おとな・・・200円OFF
- 子供・・・200円OFF
そのままこの日は、伊豆高原の民宿に泊まりました。天気が回復してくれればいいな〜と願いつつ、明日に備えます。
伊豆半島1周ドライブの様子(3日目)
3日目は、伊豆高原から伊東へ回りました。
城ヶ崎海岸(門脇吊橋・門脇灯台)
起きて最初に向かったのは、城ヶ崎海岸。こちらは、絶景の吊り橋スポットがあります。
火曜サスペンス劇場に出てきそうな切り立った崖。崖ぎりぎりのところから、迫力のある波の光景みるとゾクゾクしますよ!
吊り橋の後は、灯台へ。
入場料無料で、かなり楽しめるスポットでした。ここも伊豆旅行には欠かせないですね...!
伊豆ステンドグラス美術館
次は伊東に向かう途中にあった伊豆ステンドグラス美術館へ。
ちょっとおとなの美術館です。ステンドグラスだけでなく、大聖堂では音楽コンサートも楽しめます。癒し度高めのスポットです。
ついでにランチもここで頂きました。こちらはマルゲリータのピザ。
こちらもデイリープラスの割引クーポンを使用。
デイリープラスの割引価格
- おとな・・・入場料1,100円→900円
伊東オレンジビーチ
伊豆最後のビーチは、伊東駅からも近い、伊東オレンジビーチへ。海の家が立ち並ぶ人気のビーチです。
天気が悪いので、青い海とはいきませんでしたが、水は綺麗でサラッとしていて、遊びやすいビーチでした。最後に遊べて良かった!
道の駅 伊東マリンタウン
旅の締めくくりは、道の駅 伊東マリンタウン。
お土産や遊覧船、足湯、レストラン、日帰り温泉まである充実した道の駅です。旅の最後にぴったりでした。
そのまま後少し、熱海まで足を運びたかったのですが、これ以上滞在すると帰りが辛くなるので、県道19号から亀石峠を抜けて、伊豆縦貫自動車道と国道136号を走り、沼津側へ戻りました。
伊豆半島ほぼ1周ドライブを終えてみて(感想)
伊豆半島は、全域が観光地になっているので、数キロ走れば何かと観光スポットやビーチ、温泉が出てきますし、東西南北中央で風景や街の特色の違いも楽しめるので、1周するのがかなり楽しいですね!
観光スポットが多いことで観光客が分散しているので、道の混雑などのストレスも全くありません。
今回は、2泊3日で回りましたが、もっと天候が良ければ、西で1泊、南で1泊、東で1泊の3泊4日なんかにしても、より充実した旅ができたと思います。
ホテルや旅館は、ハイシーズンは早めに確保しておくのが吉です。安いところはすぐに埋まってしまい、あまり選べなくなります。
伊豆半島1周の難点を挙げるとすれば、
- 電波が悪い
- Wi-Fi・電源のあるお店が少ない
この2つですね。スタバやドトールなどが全くないので注意が必要です(~_~;)
今回のドライブ旅で感じた注意点などもまとめておくので、良かったら参考にしてみてください。
伊豆半島1周ドライブの注意点や、おすすめ情報など
伊豆半島1周ドライブで「これは注意しておいた方がいいよ」という点と、「これはおすすめかも!」と感じた点はこちらです。
ガソリンの給油は早め早めに
伊豆半島を走ってみると、ガソリンスタンドが意外に少なく感じます。
山道が多く、ガソリンの消耗も多いので、ドライブスタート前にガソリン満タンにしておくことと、早め早めの給油は意識したいポイントです。
浮き輪やライフジャケット、レジャーシートは車に積んでおくべし
夏の伊豆半島をドライブすると、人が少なくて遊びやすいローカルなビーチにいくつも出会います。そんな時にふらっと立ち寄って遊ぶための浮き輪は必ず車に積んでおきたいもの。
人気ビーチだと、浮き輪のレンタルは500円するところもザラにありますし、場所取り用のレジャーシートなどもないと不便なので、積んでおくのがおすすめです。
また、水の事故も多いので、子供用のライフジャケットは必ず用意しておきたいですね。
ビーチから近いホテルや旅館は狙い目
ビーチ周辺の駐車場は、ハイシーズンだと1日1,000円、高いところだと2,000円なんてことも。これはできれば節約したいポイント。
宿泊するホテルがビーチから徒歩圏内であれば、車をホテルに停めたままビーチで遊ぶことも可能です。予約するなら、ビーチから徒歩圏内のホテルが狙い目です!
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ホテルや旅館は寝るだけと割り切って安く済ませる手も
伊豆半島はほぼ全域に渡って数多くの日帰り温泉があるので、ホテルや旅館に大浴場や温泉などのリラックス要素を求める必要性は必ずしもありません。
寝るだけだと割り切って、素泊まりのゲストハウスや民宿を選べば、ハイシーズンでも2,000〜3,000円台で泊まれます。安く抑えるなら、選択肢に加えてみるのもおすすめです。
カーチャージャーは必須!電波、Wi-Fi・電源環境は悪い
ソフトバンクのiPhoneを使用していましたが、伊豆半島はかなり電波が入りにくいです。山間部やトンネルに入るとほぼ圏外。
海沿いやホテルの中でも電波が入りにくいことはザラにあります。電波が悪いと電池の消耗も早くなるので、充電用のカーチャージャーは必ず用意しておきたいです。
また、スタバやドトールなどのコーヒースタンドも無いので、Wi-Fiや電源を完備しているカフェも少なく、あっても非常に見つけにくいです。
旅行中にネット環境に不便さを感じたく無い方は、レンタルWi-Fiの利用も検討すべきですね。
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Yahoo! JAPANが提供するクーポンサイト「デイリープラス」は、伊豆半島のレジャー施設や日帰り温泉をほぼ網羅してると言っても過言では無いほど、多くの割引クーポンを掲載しているので、これをひとつ登録しておけば伊豆観光に掛かるレジャー費を一括で節約できます。
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まとめ
伊豆半島1周は2泊以上すれば、かなりゆったりと観光しながら回れます。満足度はとっても高いですよ。
夏のハイシーズンでも混雑のストレスは少ないですし、色々なビーチに寄り道ができの伊豆半島1周ドライブ旅は個人的にかなりおすすめです!