浜松の地域ブロガー、むらきち(@murakichi_y)です。
月間130万PVを超えるまでの間に、ブログ、アフィリエイト、文章術、SNS運用、その他ブログ運営に関連する本を30冊近くは読んできました。
この記事では、これまで読んだ本の中から「もし自分が今からブログを始めるとしたら...」という立場で考えて、本当に必要な本だけを厳選し、10冊(+電子書籍1冊)だけ紹介しています。
ブログ運営を成功に導くためには本を読むことが欠かせない。その理由は?
今はネット上にいくらでも情報があふれています。Twitterをひらけば多くのブログ論が流れていますよね。「こんなに情報があるのに、わざわざ本を読む必要があるの?」と思うかもしれませんが、僕は逆にネットの情報は溢れすぎていると感じています。
そして、だからこそ本当に正しい情報を得るために本を読むことが必要だと感じています。
ネット上では、ブログ歴が浅い方のあやふやな知識で書かれたブログ論が、あたかも正しいかのように流れてきます。サロンやnote、コンサルなどの有料コンテンツへ流すために、必要以上にマインドコントロールが混ざったブログ論も多くあります。
それらの多くは、読者のことを考えて体系的には作られていません。ブログ初心者のうちは、そういった情報を読みすぎると、うまく処理できないため、まず間違いなくキャパオーバーになってしまいます。場合によっては自らブログ運営を複雑にしてしまい、成果が出るのが遅くなります。それを防ぐのが本です。
本は、ネット上の情報よりは鮮度やインパクトが劣るかもしれません。ですが、「基本はなんなのか」を本を通じて理解しておくことは、ネット上の不確かな情報から自分やブログを守るための防衛策になります。わずか1冊1,000円〜2,000円程度で信頼性のある情報を体系的に学べる本は、最高のコスパ投資といえるのではないでしょうか。
これから紹介する本は、その中でも確実に良書と呼べる本です。合わせて理由も紹介しています。
ブログ運営のイメージを掴む「ゼロから学べる ブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」
難しさ:★☆☆☆☆(初心者向け)
僕が一番初めに読んだ本です。 「わかったブログ」のかん吉さんが出している本です。
初心者向けに「ブログとは何か?」を丁寧に解説してくれています。
比較的簡単な内容になっているため、ブログ運営のイメージを掴む、はじめの一歩としては最適な本だと思います。
⇨【書評】ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座を読んだ感想
ブログ文章のテンプレートが役立つ「何を書けばいいかわからない人のためのうまくはやく書ける文章術」
難しさ:★☆☆☆☆(初心者向け)
記事ネタの集め方や、書く前の整理の仕方。さらには、文章が簡単に書けるフォーマットまで書かれているので、ブログ初心者の方が「はじめて記事を書く時のマニュアル」になる本です。
こういう場合は、この流れで書けばOKという、ライティングに必要な感覚をいち早く掴むことができます。
タイトルで悩む時間を短縮する「バカ売れキーワード1000」
難しさ:★☆☆☆☆(初心者向け)
「失敗しないための〇〇」「一生使い続けたい〇〇」など、当てはめるだけですぐに使えるキャッチコピーが1,000個も収録されています。
記事のタイトルを決めるのに悩まなくなるので、1冊持っておくととても役立ちます。
⇨【書評】キャッチコピーが面白いほど書ける バカ売れキーワード1000を読んだ感想
Webで読まれるブログにするための本「沈黙のWEBライティング」
難しさ:★★☆☆☆(初心者向け)
ある程度の文章が書けるようになったら、それを「Webで読まれる文章」に変えていく必要があります。「沈黙のWEBライティング」は、検索ユーザーや検索エンジンに評価されるための文章にするにはどうしたらいいか?を学ぶのに最適な本。
多くは漫画形式で脱線する話も多いのですが、特に「ヴェロニカ先生の特別講義」の部分にはとても濃い知識が詰まっているので必見です。
考えすぎて手が止まりがちな人のための本「ゼロ秒思考」
難しさ:★★☆☆☆(初心者向け)
これは直接ブログ運営に関わる本ではありませんが、頭の中を整理するためのメソッドを身につけるために役立つ本です。
頭に浮かんだイメージの洗い出し、深掘り、整理、再構築のスピードを上げることで、確実にブログの作業効率が上がります。悩みがちで手が止まる人にオススメの本です。
アドセンスについて学ぶ本「元Google AdSense担当者が教える 本当に稼げるGoogle AdSense」
難しさ:★★★☆☆(中級者向け)
アフィリエイターがいない戦場でPVを積み重ねることが強みの一つであるブロガーにとっては、アドセンスはかなり大事な収益源です。
収益化のコツや広告の種類、アカウント停止にならないための知識などは、これ1冊でカバーできます。
アフィリエイトについて学ぶ本「アフィリエイトで年3000万稼ぐ人の検索キーワードの法則」
難しさ:★★★☆☆(中級者向け)
自分のようなアドセンスメインのブロガーにとっても、アフィリエイトのことをある程度、理解しておくことは重要です。アフィリエイターとブロガーの違いを理解することで、ブロガーの強み、ブロガーとしてどう戦っていくのがいいのか?と考えられるようになります。
もちろん、アフィリエイト記事を書くときの思考にも役立ちます。数あるアフィリエイト本の中でも、個人的にこの本が一番わかりやすい本でした。
サイト設計について学ぶ本「ほったらかしでも月10万円!ミニサイトをつくって儲ける法」
難しさ:★★★★☆(上級者向け)
ある程度ブログ運営を進めると、「もっとキレイな設計でブログを作りたい」という考えに至ってきます。そんな時に役立つのが「ミニサイト」という思考。
中でも、この本の著者の和田亜希子先生は、本当に楽しみながらミニサイト運営をされているのが、本の内容からひしひしと伝わってきます。
数あるサイト思考を学ぶ本の中でも、よりブロガーに近い感覚でサイト思考を学べるので、ブログからのステップアップにおすすめです。
ブログで使えるサイト設計が学べる電子書籍「情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論」
難しさ:★★★★☆(上級者向け)
和田亜希子先生の「ほったらかしでも月10万円!ミニサイトをつくって儲ける法」と合わせて読むのがオススメなのが「情報サイトのオーソリティー化」を提唱するa-ki先生の「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」です。
この電子書籍は、ブログで記事を入れることはあくまで一つの手段、それだけでは不十分で未完成であるということを教えてくれます。
ストック記事、フロー記事、完結型、ツール型、ブログ型など、記事の役割が言語化されているので、読めば間違いなくサイト思考への切り替えに役立ちます。フォローアップサイトもあります。
電子書籍(kindle)⇨情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論
フォローアップサイト⇨情報サイトでオーソリティーを目指そう!
ブログで収益があがり始めたら読む本「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」
難しさ:★★★★☆(上級者向け)
ある程度ブログで収益があがるようになったら、必ず税金の心配が出てきます。フリーランスになるとどんなお金が動くのか。副業サラリーマンであっても役立つ知識が詰まっています。
あんじゅ先生の漫画が難しい税金のことを本当に読みやすくしてくれているので、ブログで多少なりとも稼げるようになったら、必ず持っておきたい本です。
ブログ運営を卒業するために最後に読む本「Google AdSenseマネタイズの教科書 完全版」
難しさ:★★★★★(最上級者向け)
長く安定して稼ぐためのサイト思考を身につける本です。ブログとサイトは全く別のものだということを丁寧に解説してくれています。
ただ、ブログから始めた人にとって、サイト思考への切り替えは難易度が高いので、この本を読むならある程度ブログに慣れてからをおすすめします。それでも一冊は持っておきたい本です。
まとめ
ここで挙げた本は月間130万PVを超える上で、どれも本当に役に立った良書ばかり。もし僕がもう一度ブログを始めからやるとしたら、ここで紹介した10冊(+電子書籍1冊)だけを順番に読みます。
大量に流れてくるネット上の情報で迷うのはもうやめましょう。本なら、たったの1,000円〜2,000円程度で、体系的に整理された良質な情報が手に入ります。
もちろん、いきなり全部読む必要はありません。レベルに応じて、一つ一つ丁寧に読み込み、実践していくことで確実にプラスになるはずです。ブログ運営、加速させましょう!
初心者におすすめのASP
- もしもアフィリエイト(楽天、Amazon、ヤフーショッピングをまとめられる)
- バリューコマース(食べログなど身近なジャンルが多い)
- A8.net(なんでも揃っている必携ASP)
- アクセストレード(金融系、クレカ系などに強い)