(探偵学校の卒業証書)
最終学歴、探偵学校卒のむらきちです。
あなたの探偵のイメージと言えばどのようなものでしょうか。
「物陰や建物の陰に隠れて、対象者の後ろを隠れながら尾行する?」
「怖い顔をして電信柱の陰から対象者を観察する?」
それはテレビの中の探偵の話です。
「尾行=こっそり人の後をついていくこと」は、探偵の世界ではあり得ません。
実際の探偵は、相手を睨んだり、隠れたりしません。むしろ、何食わぬ顔で、対象者と会話を交わすこともあります。
もちろん、「真実はいつも一つ!」も言いません笑
この記事では、実際に探偵の専門学校にも通ったことのある経験から、探偵の変装について解説していきます。
探偵の変装の心得「街の風景に溶け込む」
探偵で一番NGとされるは、、「おや?どこかで見たぞ・・・」と思われることです。
同じ風体の人間が何日も尾行していれば、いくら無警戒の相手でも違和感を感じることがあります。
探偵は、風景に溶け込むことを第一に考えます。
もし、こそこそ隠れていたり、挙動不審な態度を取っていたら、逆に目立ってしまいますよね。
そこで必要なのが、風景に溶け込む変装術なのです。
探偵は身なりにこだわってはいけない
尾行は1日で終わるものではなく、1週間、2週間は当たり前。長いと1ヶ月以上もかかることもあります。
髪型や服装などで自分のスタイルにこだわりがあると、必ずボロが出てしまいます。
基本的に、千円のポロシャツやズボンなどのどこにでもいる服装を使い回し、個性を捨てて街の風景に溶け込むことを第一に考えるのがプロの探偵です。
探偵は移動のたびに服装を変える
探偵が住宅地を尾行する場合、普段着で尾行をします。
その際は、調査車両にスーツやパジャマ、作業着、カバン複数、サンダルなどを積み込んでおき、張り込みや移動時には必ず着替えを挟むのがプロの変装術です。
対象者が尾行者に気づくのは、顔ではなく、シルエットや服の色、持ち物なので、探偵は、絶対に悟られないように、準備を怠らず、こまめに変装を変えています。
服装だけじゃない、小道具も使う
プロの探偵は小道具も上手に使い、街の風景に溶け込みます。
変装に使う道具
- 犬(吠えないタイプ)
- ヒゲ
- 白髪スプレー
- 整髪料
- メガネ3種
- コンタクト
- カバン(大小様々20個ほど)
- コンビニの買い物袋
一般の人が普段持っているような小道具を自然に持つことにより、より街の風景に溶け込むことを意識します。素人目には、同じ人が張り込みをしているとは全く思わないでしょう。
シーンに合わせて変装をする
プロの探偵は、その場所その場所に合わせて、風景に溶け込む変装をチョイスします。
ビジネス街の場合
運送系や飲食系、サラリーマン系の服装などにチェンジしています。小道具にもこだわり、角封筒や週刊誌、弁当カバンやタオルなど、職業に合わせて変えます。
繁華街
服装は自由。ただし、サラリーマンが多い場所ではスーツ。ネクタイの替えを用意したり、取り外したりして変化をつけます。
その他の場所
スキー場ならスキーバッグ、空港なら旅行カバン、ゴルフ場ならゴルフバッグ。必ず、その場の風景に溶け込む荷物を持ちます。手ぶらで歩くことはまずなく、用意がなければレンタルショップに駆け込み必ず用意をします。
万が一のアクシデントにも対応できるのが探偵
これだけ変装をしていても、不意なアクシデントが起き、尾行が中断されることがあります。
そんな時でも、百戦錬磨のプロの探偵は機転を利かせた対応力でアクシデントを回避します。
もし張り込み中に警察官に職務質問されたら
例えば、急に警察官に声を掛けられた場合、素人探偵とプロの探偵ではこれだけの差があります。
パターン1:素人探偵の場合
警察「きみきみ、何をしているのかね?!」
素人探偵「あわわわわ・・・・!さ、財布を落としたので探していますっ・・・」
警察「何、どこで落としたの?中に何が入っていたの?それじゃあ交番で遺失物届けを・・・」
素人探偵「えっ、いや、その・・・あぁぁぁ(張り込み失敗)」
パターン2:プロ探偵の場合
警察官「・・・ん?」
プロの探偵「スー・・・(視界から消える)」
プロの探偵は危機察知能力が高い
素人探偵の場合、話し掛けられたらなんとか回避しようとするのに対し、プロの探偵は相手と話をすることなく、バレる危険を察知した時点で引きます。この察知能力が非常に高いです。
また、万が一話しかけられたとしても素人探偵のようにあたふたすることはありません。
既に、幾つものパターンを用意し、華麗にスルーをします。
まとめ
プロの探偵は、熟練の変装術とテクニックで自然と街中に紛れて尾行をしています。
挙動不審に隠れるのではなく、むしろ堂々と。たとえ何度見られても相手の記憶に残ることはありません。