東区薬師町の和田の自動車街沿いにある自転車屋さん、HAPPY&SLAPPY。
ママチャリ修理からスポーツバイクの販売修理。
大きな特徴の1つは、ゼロ組ベースで自転車を自由につくることにこだわる、自転車屋さんです。
東区薬師町にあるおしゃれな自転車屋さん「HAPPY&SLAPPY」
2017年にオープンしたHAPPY&SLAPPY。和田の自動車街沿いでも一際目をひくお店です。


お店の前には修理前や修理後の自転車が多く並んでいます。

おしゃれな外観・内観は、オーナーさんも加わりセルフDIYでつくり上げています。



店内には浜松や静岡県内では手に入らないめずらしい自転車のパーツがずらりと並んでいます。
これらはオーナーさんが名古屋で修行した際に出会ったブランドのものだそう。
HAPPY&SLAPPYオーナーの伊藤さん
店主の伊藤さん。もともと父がバイク店、先代の祖父が自転車店を営んでいて、小さい頃から自転車には触れていました。

自転車屋を始めようと考えたのは大学で何となく自転車に乗り始めたのがきっかけ。その後、一度は違う仕事に就いたものの、震災をきっかけに自身で何かのお店をやりたいと考えたそう。

一年掛けてやりたいことを探し旅をしていた際に、アメリカ西海岸、ポートランドで自転車カルチャーに触れた。帰国後、名古屋のサークルズという自転車店に弟子入り。5年間自転車の修行を積んだ後、2017年に現在のお店をオープンされました。

自転車は完成した自転車を売るのではなく、ゼロ組ベースでお客さんと対話をしながらつくることに特にこだわりを持っています。
ライフスタイルに合わせてカゴをつけたり、泥除けをつけたり、スタンドをつけたり、色を塗ったり。フレームやパーツを選ぶ時間も楽しんでもらい、それら全てが思い出になるようにと、コミュニケーションを大事にする店主さんです。

SURLYというアメリカ ミネソタ州生まれのスチールフレーム専門の自転車ブランドはオーナーのお気に入り。
鉄のフレームはカーボンやアルミに比べ長く使え、不意な転倒で曲がっても修正ができるそう。
フレームの特性上しなりもあるので、実は初心者向けなんだとか。SURLYの型を変えない・流行り廃りに左右されない媚びないブランドスタイルも気に入っているそうです。
自転車カルチャーを広めるためのコミュニティも運営
HAPPY&SLAPPYでは、自転車に乗るカルチャーを広めるために、コミュニティづくりにも力を入れられています。

不定期で10~15人ぐらいで集まって、走る人のレベルに合わせながら、浜名湖、天竜などへご飯を食べに行ったり自由なスタイルで楽しんでいるそう。

浜松の交通ハード面は良くないですが、実はオーナーさんやコミュニティメンバーだけが知っている走りやすい道があると言います。そういった情報をコミュニティの中で共有して楽しんでいるそう。お店の前にはレンタサイクルも設置されています。

また、HAPPY&SLAPPYさんは自転車屋さんの枠を超えて、餃子屋さんや豆花屋さんとしてイベントなどにも出店されています。
2021年1月頃にお店の一部を改装して飲食も始めるそうですよ。現在、絶賛準備中です。自転車と飲食、今後の進展が楽しみですね!


HAPPY&SLAPPYの詳細
| 住所 |
静岡県浜松市東区薬師町621 |
| 電話番号 |
053-548-6464 |
| 営業時間 |
12:00〜19:00 |
| 定休日 |
水曜日、木曜日 |
| 駐車場 |
あり |
| 公式SNS |
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