雑記

スポーツジムのバイトの仕事内容は?大手ジムから小規模ジムまで徹底解説!

スポーツ業界歴10年のMURAKICHI(@murakichi_y)です。

これまでアルバイト、正社員含め、大手・中堅から小規模スポーツジムまで、計4社で働き、プライベートの付き合いのあるジムなどを含めると10近い施設に関わってきました。

実際に、アルバイト〜正社員までの業務全般、スタジオレッスン、運営マネジメント、アルバイトスタッフの採用面接など、スポーツジムの全てを経験しているので、ジムの仕事に関する疑問はほぼ応えられると思います。

 

  • スポーツジムの仕事どんなのがあるの?辛いの?
  • 時給はどのくらい?昇給のペースは?
  • 正社員にはなれる?

 

こんな疑問を解決して頂くために、この記事では、スポーツジムのバイトについて、僕のスポーツ業界10年の経験で分かったことを、分かりやすくまとめて解説していきます。

同じスポーツジムでも、大手・中堅・小規模で大きく仕事内容や待遇が違います。

今から、解説していきますが、もしすぐにスポーツジムのバイトを探したいという方は、「マッハバイト」という求人サイトがおすすめです。

さらに・・・

フィットネスジム、バイト

採用されると最短で翌日に必ず支給してもらえる最大1万円のマッハボーナスがあります。せっかくなら貰っておきたいですよね。

スポーツジムの求人数も多いですし、「マッハバイト」はおすすめですよ。
マッハバイトでバイトを探す

これまでのスポーツジムでの仕事歴

まずは、簡単に僕のスポーツジムでの仕事歴をご紹介しておきます。

 

  • 20歳から約3年半、大手スポーツジムでアルバイトを経験。
  • 24歳から約1年、中小スポーツジムでアルバイトを経験。
  • 25歳から約3年、中堅スポーツジムで正社員として勤務。
  • 28歳から約2年半、中堅企業のスポーツ事業部で企画の立ち上げを経験。

 

業務の内容は、ジムインストラクター、スイミングコーチ、スタジオレッスン、受付業務、マネジメント全般。スクールバスの運転手までやりました。

違う規模のスポーツジムを経験してきているので、それぞれの良いところも悪いところも比較して解説できます。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]それでは解説していきますね![/voice]



スポーツジムのバイトの仕事内容を大手・中堅・小規模で比較!

まずは、3種類の規模のスポーツジムの仕事内容を早見表で比較していきます。こちらは、アルバイトの場合の比較表です。

ちなみに・・・

  • 大手・・・ 全国展開50店舗以上のスポーツスポーツジム
  • 中堅・・・一部地域を中心に10〜20店舗規模のスポーツジム
  • 小規模・・・1〜2店舗の街スポーツジム

と区分けしています。

条件 大手 中堅 小規模
仕事の大変さ ×
スキルアップ ×
昇給
仕事の楽しさ
休みやすさ
正社員登用の可能性 × ×
社会保険への加入 ×

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]この表に沿って解説していきます![/voice]

仕事の大変さ

仕事の大変さは、大手のスポーツジムが間違いなく一番大変です

まず、相手にするお客さんの規模も段違いに多いですし、担当する仕事内容が多岐に渡ります。

例えば、僕の場合は、ジムインストラクターから始まり、スイミングコーチ、スタジオレッスン、受付業務までマルチに担当しました。

大手の場合は、バイトと正社員の垣根がほとんどなく、バイトでも正社員の方よりも仕事ができる人もたくさんいます。

 

対して、中堅や小規模のフィットネスジムの場合、バイトはバイト、正社員は正社員とはっきりと分かれている場合が多く、比較的バイトの仕事に求められるものは大きくありません。

仕事の楽さで言ったら、中堅や小規模のスポーツジムに軍配が上がります。

スキルアップ

スキルアップは、やはり研修制度が整っている、大手が一番です。大手で学んだスキルは一生もののスキルとして使えます。

実際に、僕も、大手のスポーツジムで学んだスキルを活かして転職しました。

僕の場合、採用されてから1ヶ月程度、現場に出る前に研修がありました。解剖学や運動生理学、トレーニングマシンの操作方法から接客方法まで、みっちりと受けることができました。

その後も、様々な研修が頻繁にありますし、若いスタッフが揃っていて活気もあり、成長できる環境が整っています。

接客研修のために、出張で県外の施設に行ったりもしました。

 

対して、中堅の場合は、会社により・・・と言った感じです。

接客や、指導に力を入れているスポーツジムなら、スキルアップもできますが、研修のマニュアルがなく、当たった先輩スタッフ次第で覚えやすかったり、覚えにくかったり・・・。

小規模スポーツジムの場合は、さらに厳しい環境だと考えて良いでしょう。

昇給

昇給も、大手が強いです。実際に僕も、3年半の間でこのくらい昇給しました。(12年前の時給相場になります)

 

  • 受付・ジムインストラクター 850円 →  900円
  • スイミングコーチ 900円 → 1,400円
  • スタジオレッスン 1500円 → 2,000円

 

僕は、スイミングコーチがメインだったのですが、半年に一回昇給テストがあり、ほぼ毎回100円ずつ上がっていきました。

大手の場合、アルバイトスタッフも若い人材が多いので、雇用を繫ぎ止める場合は、昇給査定制度がしっかりとしていないと成り立たちません。

基本的に大手の場合は、明確な昇給査定制度があり、頑張り次第でしっかりと昇給できると考えて良いと思います。

 

中堅以下の場合は、昇給はありますが、査定制度のようなしっかりしたものはなく、司の評価次第・・・という場合がほとんどです。僕が正社員としてアルバイトスタッフの方の育成を担当した際は、上司に相談して、自分で昇給査定制度を作ったぐらいです。

小規模の場合は、かなり曖昧、かつスローペースの場合が多いので、面接時に確認しておく必要があります。

仕事の楽しさ

スポーツが好きな方なら、大手、中堅、小規模のスポーツジムのどれでも基本的に楽しみがあると思います。

ただ、やはり大手がやや楽しさでも上回っている部分があります。

それは、お客さんやスタッフの年齢層が若いこと。

同年代と話す機会も多く、仕事を超えてプライベートまで仲良くなれる環境があります。

同期が新しいことにチャレンジしていると「自分も!」と気合が入ったり、仕事終わりに一緒にトレーニングをしたり・・・

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]それと、ここだけの話、「モテる」のも大手です・・・[/voice]

例えば、僕の場合・・・

 

  • 仕事場に同級生の女の子とその友達が来て、話しているうちに仲良くなって、友達を紹介してもらって付き合うことになった
  • 僕の仕事姿を見て気に入ってくれたお客さんから告白を受けた
  • マシンの使い方を教えているうちに仲良くなって遊ぶようになった
  • スイミングに通っている子の保護者から「友達が独身で結婚相手を探しているから」と言って、合コンに誘われた
  • 外国人の女性に「テレビ使わナイカラ、アナタニアゲル。家マデトリニキテ。」と言って、家に行ったら・・・

 

という具合に、結構な数の出会いがありました。

スポーツジムで外国人女性と出会い、家に誘われた元ジムトレーナーの実話

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/IMG_3528.png" name="むらきち" type="r ...

続きを見る

これは僕だけじゃなく、周りのスタッフも同じような感じでした。

対して、中堅や小規模の場合、お客さんの年齢層がグッと上がります。

年配のお客さんから

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/obasan-yubi.png" name="年配のお客さん" type="l big"]コーチ、いつもお世話になってありがとうございます。最近は身体の調子がすんごくいいのよ。あ、これ良かったら食べて。[/voice]

と言って、おにぎりをもらったり・・・

お食事会や、忘年会、新年会などに誘われることも多く、退職の際は、涙ながらに

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/obasan-sinpai.png" name="年配のお客さん" type="l big"]コーチがいなくなるなんて寂しいわねぇ。これ今までの感謝の気持ち。[/voice]

と言って、クオカード5,000円分をもらったり・・・

これはこれで、違った意味でモテて、どちらも嬉しいのですが、タッチの差で同年代のスタッフと切磋琢磨し合える大手の環境が楽しく感じました。

休みやすさ

基本的に、大手・中堅・小規模関わらず、スポーツジムの仕事は、簡単に休めない責任感のある仕事です。

レッスンを受け持つようになると、お客さんにとって「先生」として見られるようになるので余計に休みづらくなります。

また、体育会系の業界なので、「有休?そんなのないよ」という風習もやや残っています。

ですが、大手の場合、コンプライアンス(法令尊守)が働くので、有休を取得するように促されることもあり、休みに対しては、若干寛容になります。

どちらにせよ、レッスンを受け持つようになれば、「代行を立てて自分の穴を埋めてから休む」のが常識として扱われる場合が多いので、責任のある仕事という認識を持っておいた方が良いでしょう。

正社員登用の可能性

基本的に、スポーツジムは、1割の正社員と9割のアルバイトスタッフで回っているところが多く、求人に「正社員登用あり」という記載があるところが多いです。

昨今の少子高齢化の流れもあり、若い人材の確保も難しくなってきているので、多くのスポーツジムでは社内登用を採用しています。

大手の場合は、必ずと言っていいほど、社内登用試験があります。僕も、例外にもれず受けたことがあります。

全国の50店舗以上の中から、選りすぐりのアルバイトスタッフが書類選考→1次面接→2次面接→最終選考といった感じでふるいに掛けられました。

約80名の中から、正社員になったのは2名でした。僕は、2次面接まで進みましたが、最終選考には残れませんでした。

大手の場合、「チャンスはあるが非常に厳しい」と考えておきましょう。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]落ちた時は切なかった・・・[/voice]

 

対して、小規模スポーツジムの場合は、店舗数を拡大する予定があまりないので、正社員枠が空かない場合が多く、正社員登用のチャンスはあまり多くないと考えましょう。「募集していたら正社員として入る」感覚です。

実は、中堅スポーツジムが一番正社員になるチャンスがあります。なぜなら、程よい店舗数を抱え、これから店舗を増やして拡大していくことにギラギラしている企業が多いためです。

実際に、僕が正社員として入ったジムも、その後転職して入ったジムも中堅でした。

ちなみに、僕は、「大手スポーツジムのアルバイト→中堅フィットネスジムの正社員は鉄板ルート」だと思っています。

中堅からすれば、大手のノウハウを持った人間は、喉から手が出るほど欲しいですし、即戦力になり、育成に掛かる経費も削減できるので、メリットしかないわけです。

正社員登用に関しては、中堅が一番可能性あり、と考えておきましょう。

社会保険への加入

社会保険への加入はやはり資金力がある大手スポーツジムが強いです。実際に、僕も正社員と同じ週40時間の勤務をし、社会保険に加入していました。

対して、中堅以下の場合、社会保険に加入することにより、会社が半分負担することになるので、加入を嫌がるところも多いです。週に20時間を超えないように、制限を掛けられる場合もあります。

厚生年金と国民年金では、個人の負担が大きく変わるので、20歳以上のフリーターであれば、社会保険に加入しやすい大手スポーツジムが有利になります。



マッハバイトでバイトを探す

スポーツジムのバイトの仕事内容

では、ここからはスポーツジムのバイトの仕事内容をご紹介していきます。

スポーツジムのバイトは、大きく分けると

 

  • ジムインストラクター
  • フロントスタッフ
  • スイミングコーチ
  • スタジオインストラクター
  • 清掃スタッフ
  • バス送迎運転手

 

があります。

この中で、清掃スタッフとバス送迎運転手は、高齢者の採用が多く、スタジオインストラクターはオーディションを経て契約が決まる場合がほとんどです。

なので、一般的に募集しているのは、「ジムインストラクター」「フロントスタッフ」「スイミングコーチ」の3つになります。

この3つについて解説をしていきます。

ジムインストラクターの業務内容

  • トレーニングマシンの操作指導・安全確認
  • 新規のお客様のオリエンテーション
  • 体組成計の測定、カウンセリング
  • プールの監視業務
  • ジム内の清掃
  • 小規模レッスンの指導

主な業務はこの6つになります。

トレーニングマシンの操作指導・安全確認

ジムインストラクターは、ジムエリアを巡回しながら、トレーニングマシンの操作に困っているお客様をフォローしたり、汗で滑りやすくなっている箇所をふき取ったり、誤った使い方や、体調が優れないお客様を見かけたら声を掛けてフォローしたりするのが基本的な業務になります。

大手のスポーツジムであれば、トランシーバーを携帯して、数人のスタッフで連携を取りながら、ジムエリアを巡回します。

お客様への挨拶や日常会話などのコミュニケーションスキルもとても重要になります。

新規のお客様へのオリエンテーション

新規のお客様には、一通りのマシンの説明をしたり、カウンセリングをして、どのような目的を持ったお客様か、利用頻度はどのくらいかなどを把握して、それにあったトレーニングメニューをご紹介していきます。

また、そこで得た情報をPCに入力したり、といった裏方の仕事もあります。

体組成計の測定、カウンセリング

体組成計とは、筋肉や脂肪、骨、水分などの身体の組成を測定して分析結果を見ることができるマシンです。

スポーツジムでは、希望者の方に測定をして、運動によってどのくらい成果が出たかをカウンセリングして伝えていきます。

それによってトレーニングの見直しや、生活リズムや食生活のアドバイスまで行っていきます。

プールの監視業務

プールエリアでプール利用者に異変がないか監視をする業務です。

他には、一定の周期で水温測定や塩素濃度の測定などを行います。

基本的に一人で監視をするのと、プール内の室温は、暑いくらいに暖かい場合が多いので、眠くなりがちな業務なのですが、非常にリスクのある業務になります。

お客様が溺れたりしたら、すぐに助けに入らなければなりませんし、それに備えて水難救助や、救護法も身につけて置かなければなりません。

ここは、大手であれば、特にしっかりとした研修があると思います。

ジム内の清掃

ジム内の清掃もジムインストラクターの仕事になります。

営業中のトレーニング器具の整頓や、マシン、床の汗拭きなどはもちろん、開館前・閉館後の清掃も仕事に入る場合が多いです。

ジムエリアだけでなく、フロントやロッカー、浴室やプールまでスタッフで手分けをして行います。

小規模レッスンの指導

ジムインストラクターとして慣れてくると、担当の話が来るのが、小規模のグループレッスン。

僕の場合は、入って半年後くらいに担当しました。

音楽に合わせながらトレーニングを指導したり、ストレッチをしたり、研修を受けて少しずつ担当できるレッスンを増やしていきます。

ここから、スタジオレッスンのインストラクターの道に入る方もいます。僕も、スタジオのレッスンを3種類ほど担当しました。

スタジオレッスンの練習を兼ねた、登竜門的な業務になります。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]資格は持っていてもいいけど、なくても大丈夫![/voice]

フロントスタッフの業務

  • お客様のチェックイン・チェックアウト、接客対応
  • 入会・退会・変更の受付
  • 見学者の館内案内
  • 物販の販売

主な業務はこの4つになります。

お客様のチェックイン・チェックアウト、接客対応

施設に来館したお客様や退館するお客様の会員カードをスキャンしてチェックイン、チェックアウトするのが基本的な業務です。

また、電話応対をしたり、忘れ物をしたお客様の対応をすることもあります。

施設の顔としてお客様とコミュニケーションをとり、気持ちよく利用してい頂くために、挨拶や接客スキルが求められます。

基本的には女性が担当することが多い業務です。

入会・退会・変更の受付

入会や退会、会員種別の変更を希望するお客様に、説明をしながら書類の不備がないか確認していく業務になります。

会費は何日に引き落とし?」「退会手続きは何日までに?」といった質問に答えられる施設全般の知識が必要になるので、結構大変な業務です。

特に、入会金無料、月会費2ヶ月分無料などのキャンペーンが行われる際は、鬼のように忙しくなります。

2〜3人同時に対応することもざらにあります。

見学者の館内案内

入会を考えて、見学に来たお客様の対応をします。

会員数を増やすのにダイレクトに響く業務になるので、接客スキルが必要になります。

お客様のヒアリングをして、入会意欲を引き出したりといったテクニックが求められる業務です。

物販の販売

フロントの横などに設置してある物販スペースの接客やレジを担当する業務です。

プロテイン20%OFFなどのキャンペーンがある時は、試飲会を行ったりもすることがあります。

また、シューズやウェアのサイズ合わせなどもサポートします。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]接客のプロになれます![/voice]

スイミングコーチの業務

  • 幼稚園〜小学生までの水泳指導
  • 成人の水泳指導
  • 選手コース指導
  • ベビースイミング
  • アクアレッスン
  • 短期レッスン

主な業務はこの6つになります。

幼稚園〜小学生までの水泳指導

メインとなるのはこの業務になります。

基本的には、カリキュラムがある程度決まっていて、それに沿って水慣れ、浮き、キック、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、メドレーといった順に指導を行っていきます。

指導だけでなく、それ以上に安全性が求められるので、みっちりと研修があるはずです。

とはいえ、たくさんの主婦や学生もコーチとして活躍していますし、僕も実際、全くの未経験から指導に携わったので、水泳経験に関わらず、誰でもコーチになることができます。

ただし、保護者との対応などもあるので、責任感が求められる仕事になります。

成人の水泳指導

午前中は年配の方向けの水泳指導をしたり、夜は仕事終わりのサラリーマンや主婦の方向けに水泳指導をする業務になります。

同じく4泳法を教えていきますが、子供の指導とはまた違う難しさがある業務です。

年配の方からの人気は絶大になります。

選手コース指導

こちらは、スポーツジムによってないところもありますが、特に多いのが小規模フィットネスジムです。

小規模の場合、施設の綺麗さやスタジオレッスンの種類などではなかなか勝負できないので、選手コースの実績でお客様を呼ぶことが多いです。

子供の選手コースやマスターズの方達に指導をするので、基本的には競泳経験者が担当することが多く、水泳未経験で担当することになった僕は、とても苦労しました。

また、大会への引率や、役員として大会の運営をサポートすることもあるので、プライベートの時間をかなり取られます。

よほど水泳好きではないと、厳しい業務ですが、やりがいは一番あるとも言える業務です。

ベビースイミング

生後半年程度の首が座った赤ちゃんから未就園児までに水慣れを教えていく業務になります。

基本的には保護者と一緒に入りますが、未就園児クラスは子供だけの場合もあります。

女性コーチが担当する場合が多いですが、僕はなぜか担当していました。

歌を歌いながら、おもちゃで遊んだり、水かけっこをしたり、潜ったりします。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]たまにビキニでくる若いお母さんもいるので、目のやり場に困ります。笑[/voice]

アクアレッスン

成人の方にアクアウォーキングを指導したり、グローブミットやアクアボールなど用いて、水中で体を動かすレッスンを担当することもあります。

ややレベルが高いので、ある程度慣れたコーチが担当することが多く、その後のアクア系のレッスンインストラクターの仕事につながる業務になります。

短期レッスン

春休み、夏休み、冬休みなどの子供の長期連休の際に、プールの営業前を利用して、短期レッスンを行います。

通常の営業前に出勤することが多く、頻度も多いので、この時期はかなりハードな勤務になります。

スポーツジムによっては、プチボーナスがもらえることもあります。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]「先生!」「コーチ!」と呼ばれるのが嬉しい仕事です![/voice]



マッハバイトでバイトを探す

スポーツジムのシフトは

だいたいのスポーツジムでは、朝の9時や10時〜夜は23時頃までの営業の中でシフト制で勤務をします。

例えば、フルタイムで働く場合は、9時から18時or14時から23時の勤務。

主婦や学生の方はもっと短い時間の勤務の方もいます。

スイミングスクールの時間だけ勤務する方もいます。

シフトの一例

9:00 出社・開館前の館内清掃

10:00 ジムエリア巡回

12:00 昼休憩

13:00 プール監視

14:00 ショートレッスン

15:00 幼児水泳指導

16:00 小学生水泳指導①

17:00 小学生水泳指導②

18:00 勤務終了

これは一例ですが、フルタイムでバイトする場合は、このようなスケジュールで仕事をすると思ってください。

午前中に成人の水泳指導をする場合もありますし、夜にスタジオレッスンを担当することもあります。

スポーツジムのスタート時給の相場は

スポーツジムによっての差はもちろんありますが、基本的には、「ジム業務」「フロント業務」「スイミング指導」「スタジオ指導」によって時給が変わることが多いです。

 

  • ジム業務・・・900円〜1,000円程度
  • フロント業務・・・900円〜1,000円程度
  • スイミング指導・・・1,000円以上
  • スタジオ指導・・・(業務を習得してから)1,500円以上

 

この辺りからスタートすることが多く、能力によって昇給があります。

先ほども解説しましたが、昇給を考えたら大手が一番です。

スポーツジムでバイトをするメリットは

僕が感じるメリットはたくさんあります。それぞれご紹介します。

ジムやプールの施設利用が無料

月会費数千円〜1万円程度の施設利用が無料になります。また、家族が割引で会員になれるなどの特典があるジムもあります。

体を鍛えて、お客様に見せられる身体を作ることも、ジムスタッフとして大切なことなので、僕は積極的に使っていました。

先輩スタッフが仕事後に新人スタッフにと一緒にトレーニングマシンを回るのも、よくある光景です。

(基本的に、スポーツ業界は面倒見がいい先輩が多いです)

物販商品が割引で買える

水着やトレーニングウェア、サプリメントなどを社員割引で購入することができます。

大きいものでは、半額近い値段で買えることもありました。

また、割引だけでなく、保温水着が支給されたりと、意外と嬉しい特典があります。

資格がなくても指導者になれる

もちろん、資格はあるに越したことはありませんが、資格を持っていなくて優れたスタッフはたくさんいます。

しっかりと研修を受け、スキルを身に付けたアルバイトスタッフは、たとえ資格がなくても、資格を持って新卒で入ってくる新入社員よりもはるかに知識もスキルもあります。

また、スポーツジムによっては、資格の取得に積極的なところもあるので、場合によっては、入ってから、会社のお金で資格を取りに行かせてもらえることもあります。

資格がないからと言って諦める必要は全くない仕事です!

友人が増える

同年代のスタッフやお客様と絡む機会が多いですし、まるで部活の延長のような感覚で仕事ができるので、仕事を離れてからも連絡を取り合うような関係を築くことができます。

仕事とプライベートがこんなに近く、社会人になってこれだけ友人が増えるような仕事は、なかなかないと思います。

一生モノのスキルが得られる

その店舗でしか通用しないスキルではなく、どこの店舗に行っても通用するスキルを身に付けることができます。

僕は、リーマンショックの際に就職活動をしましたが、他の業種は軒並み求人数が減り、一社に対する志望者も数十人という状況でしたが、スポーツ業界だけは、大きな変動はありませんでした。

前職の経験・スキルが評価され、すんなりと正社員として採用が決まりました。

また、高齢化社会の健康問題からもフィットネス産業は今後も拡大が見込まれるかと思います。

スキルは仕事だけでなく、プライベートでも使えるスキルです。自分でトレーニングをしたり、ダイエットしたり、子供に水泳を教えたいと思った時にも役に立ちます。まさに一生モノのスキルが身につきます。

独立や起業も視野に入れることができる

はじめはみんなジムインストラクターやスイミングコーチからスタートしますが、実戦経験を積むと、パーソナルトレーナーや、レッスンインストラクターとして独立したり、個人ジムや接骨院を開いて起業する人も多くいます。

実際に、僕の同期や先輩もたくさんの人が独立や開業をしていますし、僕自身も一度起業を目指したことがあります。

アルバイトで学んだスキルを活かせるのは正社員になるだけではありません。

スポーツを仕事にして自由に生きていくことも可能になります。

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/FullSizeR-262-e1512704642386.jpg" name="むらきち" type="l big"]やりがいのあるすごくいい仕事だと思います![/voice]

まとめ:スポーツジムのバイトは絶対に無駄にならない!

僕は、スポーツ業界で10年働いた経験は、全く無駄はありませんでしたし、そこで得たスキルによって、仕事を変えても順調にステップアップすることができました。

友人関係も今でも続いていますし、生まれてきた自分の子供に水泳を教えることもできます。

アルバイトから正社員を目指すことができる数少ない仕事だと思いますし、とてもやりがいがある仕事です!

もしあなたがスポーツジムでのバイトを考えているなら、僕は絶対にオススメしますよ!

▼「スポーツジムの仕事」を探すなら、最大1万円のマッハボーナスがもらえてスポーツジムの求人数が多い「マッハバイト」がおすすめです!



マッハバイトでバイトを探す

▼こちらの記事もおすすめ

スポーツジムで外国人女性と出会い、家に誘われた元ジムトレーナーの実話

[voice icon="https://www.murakichi.net/wp-content/uploads/2017/12/IMG_3528.png" name="むらきち" type="r ...

続きを見る



  • この記事を書いた人
  • 最新記事

むらきち

ココハマ編集長兼ライター。趣味はドミトリー、カプセルホテル巡りのひとり旅。サウナー。天竜にセカンドハウスを作ってテントサウナライフを楽しみたい。

-雑記